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小さな町サレスに住む好青年マテイ 静かな、揺るぎのない決意

トリエステから北西に10km、ズゴーニコ近郊のサレス。山一つ越えればすぐそこはスロヴェニアです。
ここで家族と共に、アグリトゥーリズモ、オスミッツァ(※1)を営む傍ら、自家提供用のワインを醸造の手伝い、
オスミッツァで提供する生ハム、サルシッチャといった加工肉の製造を行ってきたマテイ一家。
(※1)オスミッツァ・・・カルソ地域に限られた、農家が一時的に開くオステリアのようなもの。
田舎道の道端に木の枝が飾られているのが目印。そこの家で造ったワインに、生ハム、チーズ、野菜料理などを提供。
語源は「Osem」はスラブ語で「8」を意味し、オーストリア統治下、農家が食事処を出すのは禁止されていた中、18世紀末に
「農家は1年間に8日間だけお店を開くことを許す」という皇帝令が布告されたことで始まり、現在も一部のカルソ地域で行われている。

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同世代の友人は大きな町に移り住み、「過疎化」現象が問題となっています。ブドウ畑の放棄、離農の問題は多く、
以前はそこらじゅうで行われていたオスミッツァを今でも続ける家は、どんどん減る一方で、量り売りが主流であった
この土地のワイン造りまでも消えゆく事態。

薄れ行くオスミッツァの文化と、このサレスの文化・伝統を愛し、本気で残したい!と立ち上がった時期当主こそが
マテイ・スケルリなのです。2006年、当時まだ27歳だったマテイは、「サレスのワイン造りを守る」と胸に刻み、
ブドウ栽培とワイン醸造を開始したのです。

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畑は代々引き継いできた樹齢の高い畑(40〜60年)が0.6ha、他には2003年、2006年と自ら切り開いた畑が
各0.5ha。どちらも放棄された土地をゼロから開墾するのですが、地中にある分厚い石灰岩層を削岩機で砕き、表土は近隣に
点在するDulineと呼ばれる場所から赤土を運ぶ、という途方もない作業なのです。

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高密植のアルベレッロ仕立てにてヴィトフスカ、マルヴァージア イストゥリアーナ、テッラーノを育てています。
地域的に一番特徴的な品種を言えば、テッラーノがあげられるでしょうか。
開拓から2年目以降は肥料と堆肥、もちろん薬品類も一切使わず、畑の自然環境を整えることで土地自体のバランス感、
ブドウ樹の自己管理能力を高めることを大事に育ててきました。

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果実的な安定が取れていれば“欠陥のあるワイン”にはなりえないと考えるマテイ。そのため収穫から醗酵を行う過程で
温度管理は一切行わず、圧搾後は大樽で約24ヶ月熟成。そして土地由来のミネラル分をもち、圧倒的なしなやかさ、
親しみやすさを持ったワインが出来上がる。

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「自分にとってワインとは、偉大なものといよりも、もっと昔から身近にあったもの。畑の成長とともにワインの
チカラも増していくと思うけど、このサレスのワイン、オスミッツアの雰囲気を忘れないワインを造り続けていきたい」とマテイ。
土地への強い愛情、地域の伝統を守る彼の行動に、心からの敬意を表したい。

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